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2025年02月25日
2024年9月に発売された『ウエーブメダル7 WIDE』。『WIDE』の名が示すとおり、幅広が特徴のシューズだ。
開発者&デザイナーが、ミズノシューズの魅力を語るシリーズの第2弾。ミズノ・グローバルフットウエアプロダクト本部で卓球シューズの開発を担当する中尾太一と、テクニカルデザイナーの高橋祥剛に、ワイドモデルが発売された理由とデザインコンセプトについて聞いた。
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●−『ウエーブメダル7 WIDE』は、どのような経緯で発売されたのですか?
中尾:これまでミズノの卓球シューズでは、幅広の「ワイドモデル」は『ウエーブカイザーブルク』シリーズだけで、ワイドモデルのラインナップが少なかった。「よりスペックの高いシューズで、ワイドモデルを出してほしい」というお客様からの声をいただいており、その要望に応えて『ウエーブメダル7』から初めてワイドモデルを展開させてもらいました。
通常の『ウエーブメダル7』と基本のスペックは同じで、幅が「3E」のワイドモデルとして展開していますが、実際にはもう少し幅が広くて「3.5E」くらいですね。『ウエーブカイザーブルク8』よりもさらに幅が広いモデルなので、『ウエーブカイザーブルク8』を履いてみて「もう少し幅広だとうれしい」という方にも履いていただけるかなと思います。
●−デザイン面では、シューズの内側と外側で異なるデザインになっているのが印象的です。
高橋:『ウエーブメダル』シリーズは、アシンメトリー(非対称)をひとつの特徴にしています。パッと見た時に内側と外側で異なるデザインです。これはシリーズ6作目の『ウエーブメダル6』からで、『メダル6』では色違いくらいでしたけど、『メダル7』ではオセロみたいに互い違いの色にしたり、カラーブロッキングでいろいろなカラーを組み合わせられる。限定カラーモデルなども展開しやすいデザインです。同じモデルでもちょっと違ったモデルに見える仕掛けを、デザインの段階から入れています。
●−ロゴのランバードは中の部分がメッシュになっていて、凝っていますね。
高橋:はい、通常はソリッド(平面)ですが、くり抜いてメッシュを見せることで、軽量感を感じることができると思います。サイドのメッシュの部分もシースルーメッシュを使って、補強の部分を通常の外側ではなく内側に隠すことで軽量感を感じさせつつ、見た目にも高級感のあるデザインにしています。
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欧米人に比べ、足が幅広の人が多いと言われる日本人。よりハイスペックな「ワイドモデル」へのニーズが高まるのは自然な成り行きだ。ミズノブランドアンバサダーの平野美宇選手(木下グループ)、長﨑美柚選手(木下グループ)も着用し、その性能はお墨付きの『ウエーブメダル7』のワイドモデル。「普通の卓球シューズはどうも窮屈で……」というユーザーの救世主となるだろう。
価格:13,200円(税込)
サイズ:22.5〜28.5cm
カラー:ホワイト×レッド×ネイビー