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卓球女子日本代表のオフシャルユニフォームを手掛けるミズノが、赤外線透け防止生地を開発

2024年08月23日

卓球女子日本代表のオフシャルユニフォームを手掛けるミズノが、赤外線透け防止生地を開発

 ミズノが赤外線による盗撮を防ぐユニフォームを開発。パリ五輪でも、卓球競技をはじめとした14の競技で着用された。同ユニフォームは、常に人間の限界に挑戦し、パフォーマンスの向上を追求するアスリートの無限の可能性のひろがりを表現する「MUGEN CONCEPT」を反映したユニフォームとして発表された。

 これまでも、「可視光による透け対策と動的パフォーマンスの両立」を目指してユニフォームを開発してきたミズノ。しかし、近年では可視光カメラだけでなく、赤外線カメラを使用してユニフォームの内側の下着や身体まで盗撮し、その画像がインターネットなどで拡散されるという事態が問題になっている。そんな盗撮被害を抑制するために開発されたのが、「赤外線防透け」の特長を備えた生地だ。

 「赤外線防透け生地」は、機能性材料に精通している住友金属鉱山株式会社、複合材料技術に精通している共同印刷株式会社、スポーツを中心とした生地開発・製品設計に精通しているミズノ、この三社の「共創」によって誕生。スポーツウェアとして必要なストレッチ性などの基本機能を残しつつ、繊維に赤外線を吸収する材料を使用した。

 同素材は卓球のほか、バレーボールや体操、ホッケーなどの日本代表ユニフォームにも採用。スポーツで必要な「心・技・体」のうち、アスリートを悪質な盗撮から守り、競技に集中できる環境を提供することは、アスリートの「心」をサポートすることに繋がる。これからもミズノは、アスリートを守り、競技に集中できる環境づくりに貢献していく。 〈卓球王国〉

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